嵐の前触れのような不気味な雲、アスペラトゥス・クラウド(Asperatus cloud)の写真を tutztutz.comより紹介します。アスペラトゥス・クラウドとは広大な平野の上空一面に広がる雨雲のような雲のこと。1953年以来の新種の雲として注目されています。今のところアイオワやオーストラリアの草原地帯、グリーンランドの沿岸地帯などの上空で観測されています。雨雲のような雲が一面に広がり嵐の前触れのような状態になるのですが、気象条件の悪化は伴わずそのままの状態が継続します。原因は今のところ不明で地球温暖化などの影響ではないか、とのこと。雲を撮ると肉眼よりコントラストが強調されることを差し引いても、この雲の様子はかなり不気味です。世界の終わりを連想させるような不吉な感じです。
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